不帰滝(滝壺まで!)
※一眼を忘れたので、今回の写真はいつにも増してクォリティーが低いです(と言っても誰も期待などしていないでしょうが…)
蔵王が誇るステキ滝、
天気は朝から雲一つない青空!な快晴☆美しい雲海を狙いに朝から多数のカメラマンがいましたよ♪
今回は前回の赤滝黒滝で一緒だった佐竹さん、Mさん、
沢へ降りるまではひたすら、
道中自然の展望台からの幽玄な眺め。
空の青に白い月、紅葉の山と振子滝。
紅葉の山々に
遠くに前衛滝の姿も!
沢に到着!不帰滝の滝頭が顔を出して、
早速遡行開始!
Mさんが言っていたとおり、岩が滑りにくいので、登りやすくていい感じ!
奥に見えるは前衛滝!
メインの不帰滝には左のガレ場を登っていくルートですが、前衛滝は右の沢を登らないと行けません。
Mさん曰く、「メインを見ちゃうと物足りないから前衛滝は先に見といたほうがいいよ!」とのことで、前衛滝を目指します!
迎えてくれたのは思った以上にステキな前衛滝!
防水の一眼を忘れたと言うのに、防水でないミラーレスでがんがん近づいて飛沫を浴びまくる私…カメラ壊れるのもお構いなし←
その結果が飛沫まみれでよくわからん写真て…
左岸は登れるかなとみんなでぞろぞろ行ったのですが、危なそうだったので私は早々に引き返して先程のガレ場を登ることにしました!
登っている途中に振り返って撮った写真↓人が小さく見えるのがわかりますか?
一歩踏み出すたびにガラガラと崩れる足場。落石が危険なので、間を空けて登ります。落石を防ぐために途中からちょっとした藪に入り、枝や草につかまって行きます。枝が刺さったりして邪魔くさいけど安全です。
さあガレ場を登り切ったら…
見えた―!!
下の白い点が人です!(先程の前衛滝を巻いていったSさんが早々に到着されていました!)これだけでも滝の大きさがわかりますよね!その落差98m!!
さー滝壺めがけて岩ゴロゴロの斜面を急いでくだります!
しかし滝壺に辿り着いて撮った写真の1枚目がこれって…自分でびっくり(笑)
とにかくいちばん近づくとこまで駆け寄ったんでしょうね…(-_-;)
蔵王の御釜から流れてきた水が一気に流れ落ちる!迫力もありながら美しい水のカーテン。
逆サイドからも最高です!右下にMさん発見。
なんか私も撮られてました(笑)何気にかっこいい!
Sさん、ありがとうございますm(__)m
想い想いにいろんな角度から写真を撮りまくり。壮大なスケール感をもつ滝に魅了されました。飛沫ですっかりずぶ濡れの私…ちょうど日陰になっている滝下はだいぶ寒かったですが、もうお構いなし(笑)だいぶ堪能させていただきました!ずっといたかったですが、次が待っているので名残惜しくも滝を後にします…
不帰滝の名前の由来は2つあり、その昔、ここに住む鬼ばばが登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落とすことから、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説がありますが、まさに後者の由来がぴったりのステキな滝でございました。
後ろを振り返り振り返り、さっき下ってきたガレ場を今度は登っていきます。もちろん振り返りつつ撮る(笑)
ガレ場を登ると、やっと陽が当たってあったかくなってきました☆
ここで一息、休憩です。山形土産の「ときめいて山形」をおもむろに取り出し皆さんに手渡す私。お土産を買う時間がなく、行きのコンビニでゲットした代物。つや姫パフ入りチョコレート、なかなか好評でよかったです。
せっかく全員そろったので、滝をバックに記念撮影も!なかなかステキな写真ができあがりました!不安定な足場で三脚セットしていただいたSさん、ありがとうございました!これがすんばらしい写真なんですが、皆さんに見ていただけなくて残念です(/_;)改めて滝を共有できる仲間がいるって素晴らしいな~と。初対面でも滝が好き、というただひとつの共通項さえあれば、もう旧知の仲のような一体感(笑)
さ~帰路はガレ場をくだって…
あとはつづら折りの坂をえっちらおっちら登るだけ~ (写真はSさん提供)
段々上に登るたびに暑いくらいの気候に^_^;
駐車場に辿り着いたら、休む暇なく、次の滝へ!