瀑女、滝に会いにゆく。

滝の魅力に憑りつかれた女が会いに行った全国の滝の記録。滝ガールなんて爽やかな感じではなく。「瀑女(ばくじょ)」というなんともステキな称号をいただいたのでタイトルに(笑)。北海道から九州まで400以上回っているのに、まだ少ししかアップできていません…が、徐々に増えていくと思いますので生温かい目で見守っていただければ幸いです(*^_^*)

常清滝(100選)

私が行くと猛吹雪。そんな雪女伝説が現実に…!
高速通行止めでゴリゴリの国道を激走!
前に進むのをためらうほどの積雪に救世主登場!

「今から除雪すっから待ってろ!」除雪車のおんちゃんかっけー!と思ってたら、5kmくらいして「ここまでしか除雪しないから、あとは気を付けてゆっくり運転して」って、、こっからまだ20kmあるのに(´д`|||)庄原市街まで生きた心地しなかった、、
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まっさらな雪の棚田は美しい…☆f:id:takionna:20140102081819j:plain

明け方から一眠りして、向かうは常清滝!
広島県内唯一の百名瀑♪
ご多分に漏れず、着いたときから猛吹雪が襲いくる、、またしても雪中行で!

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雪が真正面から当たってくるので、まともに写真撮れず…いい滝なのに!(2度目)

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その後は高速で一路広島市へ。初売りで激混みの広島市街で駐車場を探して右往左往。車をとめて歩き出すと雪が吹雪並みに…広島ってこんなに雪降るんだっけ(その後雑貨屋のお姉さんに聞いたら三が日に積もるのはかなり珍しいそうな)
ずっと行きたかった平和記念公園、資料館、原爆ドーム。来られてよかった。
原爆のこと、知識では知っているのに、ここ広島で見て、聞いて、知ることの重みを感じた。 (毛色が違う話になるので後述する)
ここで生きていた人がいた、と考えると胸にこみあげてくるものがある。遠い昔の遠い場所のお話が、「あの時、この場所が」と現実のものとして捉えられるようになる。やはりそこで起きたことはそこにいる人々が伝えていくしかないのだ。地元が伝えていくことの大切さを痛感した。
どうしても福島を重ねてしまうが、東浩紀の言うテーマパーク化まではないにしても、地元から正しい記録や情報を発信できる場所、ここに行けば見られる、聞ける、わかる、という発信拠点は必要だ、と改めて感じた。
ちなみに来館者の8割は外国の方々で、熱心に見て、署名しているのも、原爆ドーム前で夕方暗くなるまで記念写真を撮っているのも外国の方々であった。何組も記念撮影させていただきました。
初売りの日だからでなくて、いつもこうなのだろうか。

街歩きもして、八昌のお好み焼きも食べたし、アジアン雑貨店で島根出身の店員さんとお話も盛り上がり。そこかしこから聞こえてくる広島弁がいいなぁ。